2001.11
先日、当店の人気酒でもある「東洋美人」を醸している
澄川酒造場の専務、澄川宜史(すみかわたかふみ)さんが
当店に来てくれました。
彼はまだ28歳と私的には期待度No1の若手醸造家で、
昨年の造りから蔵に入りお酒を醸しています。
名古屋に初めて来たそうで当然、当店にも初めてみえてまず、
家族が口をそろえて「かっこいい人だねー」
そう、確かに男前なんです。
合コンでおいしいとこひとりじめするタイプ。
実際、私もゆっくり彼と話すのは初めてで、
お互いを知るにはとてもいい機会だと思いました。
いろいろ話す中で彼は
「うちは酒も存在も地味なんですよねー」
「でもね柴田さんいつかは見てろよーって思っています。」
と言い切りました。
私は、雑誌やメディアで作り上げられた人気じゃなくて
地味でも味で築き上げてきた結果として
人気が出てきた方がいいんじゃないのって思う。
自分の目指す酒の味にチャレンジをして自分を信じ私を信じて
酒造りしていけばきっと花開くときが来るって!
もう結構、当店では人気出て来てるけどね!
これからももっと応援するからねーガンバレ!
お互いの幸せのために!
…そんなことを話しながら、名古屋の夜の街に消えていく二人でした。
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