レポート WEB制作 T
9月26日 金曜日

今、シバタくんのお店にはお酒の他に酒器が並んでいます。
実はこれらの酒器、名古屋で制作活動している若い作家さんのひとつひとつ手作りなんです!
世界でひとつ、手作りの酒器、お一ついかがですか?
中にはシバタくん作の器も・・・!?
どれがシバタくんかは、お店で聞いてみて下さい!


シバタ店内
   

  


ということで、今回シバタくんが企画したのは、「常滑で世界でひとつ 自分だけの器をつくろう!」

 

秋晴れの日曜、空港ができるに伴い新しくなった常滑駅にシバタくんと仲間達が集合!
来年、常滑沖に中部新国際空港が開港するため駅は改装されたばかりでピカピカです。

まずは駅構内のお蕎麦屋さんで腹ごしらえ。
「陶芸体験がしたくて浜松からきました!とっても楽しみです」というご夫婦も!
みなさん初めての体験にどきどき、わくわく。


常滑
土管など、朱色が特徴の常滑焼
焼窯の集まる地区を、地図と案内板を見ながら 1.5kmの「やきもの散歩道」としてめぐることができます。

 

  

やきもの散歩道の中には、重要有形文化財に指定された登窯(写真左)や常滑焼の土管が並ぶ土管坂(写真中央)、
現在では使われることのなくなった煙突のみえる風景(写真右)などを観賞することができます。

 

また、手作りの器などを売る作家さんのお店など、お土産屋さんも充実。


 

今回お邪魔したのは、登釜のとなり『渡辺章製陶所』さんです。
入ってみると、陶器がずらり!お茶碗や湯呑みだけでなく、
今ブームの陶器の焼酎サーバなどもありました!

  

ここでは、轆轤(ロクロ)体験・手びねり・多々良(たたら)を体験することができます。

まずは「ロクロ」。ロクロは難しいので、まずは先生がお手本を。

 

早速挑戦!先生にどんな器をつくりたいかを伝えると、作り方を指導してくれます。
「私専用のぐい飲みが欲しいんです!大きめなのが!!」
みなさん、なかなかこだわりがあるようで真剣に相談しています。
※ロクロでできた器は、乾燥させた後、高台(こうだい)(裏側)をきれいに削ってもらい名前を入れ、
 上薬をかけて焼いてもらえます。

 

こちらは「手びねり」。細い棒状の粘土をくるくると積み上げ、器をつくります。
指の跡がのこるので、手作りのぬくもりがある味のある器ができます。
水が漏れないようにしっかりくっつけます。先生の手つきに釘付け!

ご夫婦で参加のお二人。とっても楽しそう。

こちらは「たたら」
板状に伸ばした粘土を型にのせ、とんとんとたたきながら形を整えていきます。

できた器に色をつけます。5色の中から好きな色をつけてもらえます。
「迷っちゃうな〜」

 

体験が終わった人から、休憩タイム。アイスコーヒー、お茶、そして絶妙なブレンドの焼酎!
奥さんがわざわざ用意して下さった、穴子の干物!おつまみににぴったり!ついつい焼酎もすすみます。

陶芸について、いろいろと話が弾みます。体験してみて素朴な疑問!
「徳利って首が細いので指が入らないですけど、どうやってつくるんですか?!」
早速お手本を見せてくれました!

あっという間に徳利ができました。職人技!

今回お世話になった先生
伝統工芸士 渡辺 二三一さん
      渡辺 町子さん

みんな笑顔で、大成功!だったので、第2回もあるかも!?
今回参加出来なかった方、興味が湧いた方、乞うご期待!