旬を楽しむ飲み方

大分涼しくなってきましたね。この時期といえば…
そう、「冷やおろし」の出荷シーズン到来です!

やおろしとは?

 貯蔵されたお酒の温度と外気温が同じぐらいになった秋頃に出荷されるお酒のこと。
 ひと夏熟成させることで、新酒の荒々しさが消え、丸みのある酒質になります。
 また、夏を越すことで酒質が向上するお酒を俗に「秋上がり」と呼びます。

特に当店のオススメは、この3種!

「墨廼江(すみのえ)」特別純米中汲みひやおろし
「明鏡止水(めいきょうしすい)」特撰吟醸ひやおろし
「初亀(はつかめ)」秋上がり本醸造原酒


期間限定に加え、毎年この時期を待ち遠しく思う方がいるほど、大人気商品です。
この、今しか飲めない・今だからこそ美味しいこのお酒を、ぜひ味わってみてください!

※この商品は、入荷分がなくなり次第、もう来年まで入りませんのでご了承ください。

夏に美味しい飲み方

いよいよお酒を冷やして飲むのにいい季節になってきました。

実は日本酒の飲用温度ってビールやワインと比べても幅があり、
5~55℃位までの広範囲にわたっているんです。
表現方法としては「冷や」か「燗」の二つしかなく結構、
あいまいなんです。もう少し突っ込んでみると
低温…5~10℃
常温…10~20℃
燗…30~60℃
と大まかに分類できるのですが、お酒のタイプでわずかな温度差により、
その香り、味わいが極めて複雑多彩に変わってきます。

冷酒で飲むにしても、冷し過ぎは本来のお酒の香りや味わいを
隠してしまうのでお気をつけください。

酸度の高いお酒などは、冷やし過ぎると酸っぱさばかり際立ってしまいます。
いろいろお試しなってみるとまたおもしろいとは思います。

冬はお燗

お燗の種類
 人肌燗・・・35℃・・・80℃の湯煎で1分40秒くらい
 ぬる燗・・・40℃・・・  〃   2分くらい
 上燗 ・・・45℃・・・  〃   2分30秒くらい
 熱燗 ・・・50℃・・・  〃   3分くらい
という具合に分類されます。

一般的に本醸造や純米酒がお燗に向いています。中には吟醸でも
人肌程度の燗ならOKなものもありますし逆に燗に向かない本醸造や
純米酒もあります。

お燗方法とお燗時間について

温度の低い湯煎でやや長めの時間をかけた場合
まろやかな味わいにはなりますが長時間の過熱によって香が飛びややぼけた感じになります。
80℃の湯煎でお燗した場合
すっきりとしお酒本来の旨味や香りはそのままの
 味わいになります。
好みもありますが短時間でのお燗をした方が良いようです。