今回、ご協力いただいたお店は、東山線本山駅から徒歩3分 大きなちょうちんが目印！ 「Roppa（ロッパ）」本山店さんです。

　　　
Roppaさんは、３階建て！
人数などに併せてテーブル、大広間など各階ごとにお部屋のタイプが選べます。
階段部分にはずらっと酒瓶が並び、期待に胸ふくらせながら銘酒会の開場である３階の大部屋へ。

　
冬はすぐそこ！ということで、今回のテーマは『熱燗』。
資料を並べたり、席を考えたりお客さんが来る前にやることがいっぱい。

　　
本日のゲスト（助っ人）はシバタ君とは８年来のお付き合い、
清酒“高砂”製造元 富士高砂酒造株式会社の宿谷（しゅくたに）さん（写真左）。
今日は、富士宮からおいしい熱燗を楽しむ為の秘密兵器を持ってきてくれました！

おいしい燗の温度を見逃さない『おかんメーター』（写真中央）
通常の湯煎ではちょっと目を離した隙に、温度が高くなりすぎてしまうことがありますが、
この『燗どうこ』（写真右）は常に設定した温度で湯煎されるという優れもの！

ところが、立冬だと言うのにぽかぽか快晴！気持ちのいい秋晴れの日差しが今日ばかりは困りもの。
季節外れのクーラーをつけることに・・・。
シバタ君『去年も熱燗の会の時、暑かったんだよなぁ。なんでかなぁ。』

気を取り直して。
クーラーも効き、熱燗気分が高まったところで、今回の利き酒登場です！
左から【新潟／佐渡の鬼ごろし 本醸造】【岐阜／醴泉 本醸造】【山口／東洋美人 特別本醸造】
強い日差しで温度が急変。わかるかな〜！？

　　
皆さん全感覚を研ぎすまし、利き酒に挑戦です。初参加の方の中でも「自信あります！」と言っている方もいれば
「常連ですがわからないから何となく・・・」という方もいました。結果やいかに！？

　
皆が揃ったところで、シバタくんあいさつ。
10月にあった新潟中越地震の影響を受けた酒蔵さんの状況や、
日本酒に関する新聞のコラム紹介などまじめなお話をしつつ、第29回なごやか銘酒会始まりです。

　
美味しい熱燗の温度、熱燗にするとおいしいお酒の種類など宿谷さんからお話をしていただきました。

　
お話を聞いたところで早速いただきま〜す！
今回は同じお酒を、「熱燗」と「お冷や」で飲み比べです。
「えにし」が燗で１番という人がいたり、「燗にすると主張が強過ぎる」という人がいたり、おいしい基準は人それぞれ。
自分の意見を話しながら親子で、職場のお友達と、銘酒会で知り合ったお友達と、楽しみます。

　　
熱燗は酒のまわりが早いから？！今回特に常連さんの席が大盛り上がり！皆さん顔がまっ赤です。
写真で持ってる名刺は（写真中・右）名古屋の東山にある居酒屋さん『都んぼ』のもの。
中央の赤いお洋服のおかみさんが経営しています。おいしいお酒と肴、それに楽しい会話でお出迎えします！

　　
なごやか銘酒会、本日の笑顔！皆さん本当に楽しそう。
「日本酒を純粋に楽しんでる方、飲食店を経営している方、料理人さんなど、
　普段話す機会のない人同士、日本酒について語り合える場なので楽しいだけじゃなく勉強になります。」


　
笑顔の後のハプニング？！危険な関係発覚？！（※実際は危険な関係ではありません！）


初めて参加の方と常連さんを同じテーブルに。常連さんの勢いに負けないようにそっと助けるシバタ君。
参加したお客さん全員が楽しめるように常に気配りを欠かしません。

　
あっという間の２時間半。店長さんから挨拶をいただき、そろそろお開きです。
「シバタさんと高砂さんの力を借り、皆様に楽しいひとときを過ごせていただけたと思います。
　本山の他に、錦と池下と名駅にもお店がありますので、よろしくお願い致します。」

　　
さて、利き酒正解者発表〜！正解者には本日飲み比べたお酒をプレゼント。
初参加の女性のお客さんもバッチリ正解！お土産を手に入れ笑顔でパチリ。
「楽しかったです！次回も参加したいと思います」

　
「このお酒をもってこれからどこで飲み直そうか？！今日はとことん楽しむぞ！」
そうなんです。銘酒会の後、みんなそれぞれ飲みにいくのがこの会のもうひとつの楽しみ方。

「利き酒で不正解だった方が、この後の飲み会代を払う」という賭けをしていた二人。結果は写真をご覧の通り！

「予想以上に気温が高く心配したけど、話も盛り上がり本当に楽しそうだったので大成功！
　 次回もまた来て下さいね〜！」　　by シバタくん